岐阜県の中央部に位置する美濃市。その中心的観光地でもある「うだつの上がる町並み」は、1300年の歴史を誇る美濃和紙が栄えたエリアで、江戸時代から明治時代にかけて特に栄えた商家や紙問屋の建物が建ち並びます。
「うだつの上がる町並み」はその名の通り、「うだつ」があがっているのが特徴。
「うだつ」とは、屋根の両端を高くしてつくられた防火壁のことで、裕福な家しか「うだつ」はつくれなかったそう。そのため「うだつ」は憧れや願望の象徴だったようです。
「うだつがあがらない」という言葉の由来はここからきているそうで、その意味を知って、なるほど……でした!
今回はそんな「うだつの上がる町並み」を訪れて、美濃和紙の魅力をもっと広く伝えていこう!ということでたちあがった、株式会社SAGOJO主催のプロジェクト『ぎふクラフト室』メンバーの、現地視察の様子をお届けしたいと思います。
視察に訪れたメンバーは、千葉や大阪、そして地元岐阜も含め、年齢も職種もバラバラの8名。実際に和紙の手すき体験をはじめ、生産工場や加工販売している会社などを訪問し、美濃和紙の現状と課題などを聞いてきました。
※全国の地域事業者とユーザーをマッチングし、地域の課題解決を目指す株式会社SAGOJO(本社:東京都 品川区 代表取締役:新 拓也 以下「SAGOJO社」)は岐阜県美濃市と連携し、「空き家の活用」や「美濃和紙産業の振興」に向き合いながら、岐阜県美濃市の地域ファンを増やす地域コミュニティ『ぎふクラフト室』をオープン。