名古屋への近さ、自然の多さ、豊かな文化…
「ほどよい岐阜」は育児に最適。
幸真理香さん
プロフィール
ご主人の転職をきっかけに大分県から岐阜県岐阜市へ。「住む場所はどこでもよかった」が、実際に移住してみると、紙漉きや提灯・鵜飼などの伝統文化と交通アクセスの良さ、川の美しさに驚いたという。週末は3人のお子さんとともに、公園やショッピングセンターに行くが、最近は時にメディアコスモスがお気に入り。
岐阜市は名古屋市まで電車で25分という便利な立地ながらも、毎年5月から10月には伝統的な鵜飼が毎晩執り行われる歴史と文化の豊かなまちです。大分県にお住まいだった幸さんご夫妻は、ご主人の転職をきっかけに岐阜県岐阜市への移住を決められました。3人のお子さんを育てながら、働くお二人のお話をうかがいました。
移住前はどこでどのようなことをしていましたか?
結婚して、夫の実家がある大分県大分市に1年間ほど住んでいました。
移住の決め手は何ですか?
夫が希望する職種次第だったこともあり、住む場所にこだわりは持たず全国規模で探していました。たまたま岐阜の会社に採用が決まって。私の実家が長野県で、隣の県の岐阜だったのはご縁かもしれません。
どのようなプロセスで移住しましたか?
夫の就職先が決まったので、住まいを決めるために夫婦で一度岐阜へ。その後、引っ越しました。
利用した支援制度や補助金はありますか?またどのように情報を入手されましたか?
支援制度や補助金は利用していません。分かっていれば、利用したかったですが……。
移住してまずはじめにしたことは何ですか?
縁もゆかりもない土地でしたので、まずは「知る」・「つながる」が大切だと思い、提灯や紙漉きといった伝統工芸のワークショップに参加したり、まちをよく散策しました。他にも仕事を探したり、職業訓練に通ったりして……。
妊娠・出産時には子育て支援のチラシやインターネットを調べてさまざまな講座や集まりに顔を出すようにしました。意外と県外出身の方と巡り会うことも多く、つながりを求めている県外出身の方は多いのだなと感じました。夫は仕事の毎日です。
現在はどんな仕事をされていますか?
夫は建設コンサルタント、私は教育関係の仕事をしています。
仕事はどのように見つけましたか?
転職サイトを利用しました。
どんなときに岐阜に移住してよかったと思いますか?
交通アクセスの良さは、移住して初めて知りました。
地域とのつながりはありますか?
子どもが生まれてから人とのつながりが増えました。3人目の産後に里帰りしなかったときは、こちらで出会った友人が上の子を預かってくれました。地域でつながったたくさんの友達がおかずを持ってきてくれたり、赤ちゃんや上の子たちのお世話をしにきてくれたりして。何も言わなくてもみんながあたたかくサポートしてくれて本当にありがたかったです。
夫は、同僚つながりで野球チームに入り、休みの日はたまに草野球しています。
岐阜に移住して驚いたことはありますか?
名古屋が近い:九州は隣県が遠いため、県庁所在地が近い他県があることに驚きました。
平野が広がっている
ショッピングモールが多い
住んでいる地域の魅力を教えてください。
川の美しさ
お気に入りの場所があれば、好きな理由とともに教えてください。
岐阜に初めて来たときの印象は「空が広い」。平野が広がっていて、川が多く、橋も多い。橋を渡る時に見える空と一体の景色が好きです。
特に島大橋を西に向かうときに景色がパーッとひらく瞬間がおすすめです。
岐阜のお気に入りの食べ物を教えてください。
岐阜の人が大好きな「更科の冷やしたぬき」は3回くらい食べると何だかハマります。
岐阜で好きな季節はいつですか?
春と冬です。桜並木が川縁に並び、車で少し走るだけでも桜のトンネルが通れます。雪のない九州から来たので、雪が積もるとうれしくなります。
休日はどのように過ごされていますか?
子どもたちと公園に行ったり、ショッピングモールに買い物へ行ったりします。メディアコスモスがお気に入りです。
子育ての環境はいかがですか?
自然に身近にあって、子育て環境としては最適だと思います。
移住を検討されている方に一言お願いします。
岐阜の方に聞くと「岐阜は何もないよ。」と、言われることが多いですが、交通アクセスもよく、自然もあり、伝統工芸もあって、ショッピングモールもあり、ほどよく住みやすいですよ。