【公式】岐阜県への移住・定住ポータルサイト 原朋也さん・房枝さん |移住者インタビュー|ふふふぎふ|岐阜県 岐阜県

interview

起業支援金を活用し夢を実現

原朋也さん・房枝さん

- holidaypark roastworksオーナー

プロフィール

中津川市出身の朋也さんは、中津高校を卒業後に進学で和歌山へ。その後東京にてWebデザイナーとして勤務した後、独立。ご夫婦ともに東京で個人事業主として仕事をしていましたが、子育てをきっかけに朋也さんの実家のある中津川市へのUターンを決意。2年程の事前準備を経て、2019年4月に中津川市に移住、同年夏にカフェをオープンした。

Q.起業のきっかけを教えてください。

私たちが移住を決めた頃に、中津川市本町エリアで「商店街に増えてしまった空き家を再活用しよう」という動きがありました。その一環として開催された「空き家ツアー」に東京から参加したのがきっかけです。

Q.どのようなお店をオープンされましたか?

築140年の長屋の一角を改装し、1階がカフェ&ロースタリー(珈琲焙煎所)、2階がコワーキングスペースになっています。お店のある中津川市本町は、古くは「中山道中津川宿」という宿場町として栄えた場所。付近には造り酒屋や和菓子屋など、風情のある街並みがまだ残っています。
珈琲は自家焙煎したこだわりの豆を、一杯ずつハンドドリップで抽出。欧米の観光客も多いエリアのため、補助金でエスプレッソマシンを導入し、エスプレッソやカフェラテも提供しています。
2階は中津川市で初のコワーキングスペースとして2019年秋にオープンしました。集中して仕事をしたいコワーカーや学生、少人数での打ち合わせなど、多目的に使われています。カフェを営業していない時間帯は、書道教室や各種ワークショップの会場としてもご利用いただいています。

Q.利用した支援制度や補助金はありますか?またどのように情報を入手されましたか?

「岐阜県地域課題解決型起業支援金」のほかには、「移住支援金」、POSレジ導入で「軽減税率対策補助金」も活用しました。
「起業支援金」は、どうやって申請をするのかも分からず、インターネットで検索してようやく岐阜県産業経済振興センターのページにたどりつき、問い合わせたのが始まりです。
私たちは地域の商工会にも入っておらず補助金の申請自体が初めてでした。しかし岐阜県産業経済振興センターのコーディネーターの方に何回も中津川市までお越しいただき、丁寧なサポートのおかげで書類の作成もなんとか進められました。

移住・起業を検討されている方々へのアドバイス

私たちは実際に移住してから数ヶ月で事業をスタートしましたが、それより以前から何回も現地に滞在し、地域の人との関係を深めていました。お店を作る過程では地域の大工さん・業者さんの協力が必須でしたし、また営業がスタートしてからも、商店街のご近所のみなさんにとても助けられています。
まったく知り合いがいない土地で事業を始められるのなら、短期移住をしたり、地域のキーマンの方を頼って、知りあいを増やすといいですよ!