【公式】岐阜県への移住・定住ポータルサイト 井口清彦さん |移住者インタビュー|ふふふぎふ|岐阜県 岐阜県

interview

古民家ツアーの参加が、
義母との同居や移住の後押しに。

井口清彦さん

- 鍼灸師

プロフィール

1961年生まれ、兵庫県出身。幼少時代に田舎でよく遊んでいたことから、いつか自然の中で生活しようと考えていた。家族が増えるのをきっかけに引越しを考えはじめたタイミングで、たまたま参加した古民家ツアーがきっかけで今の家に出会う。2016年に移住し、現在は築30年の日本家屋を住居兼接骨院として利用している。

大垣市は岐阜県の西側に位置するまちです。地下水が豊富で自噴している場所も多く、市内を流れる多くの河川との関わりから「水の都」とも呼ばれています。兵庫県神戸市出身の井口清彦さんは理想の住宅兼店舗を見つけ、岐阜県大垣市へ。移住前から開業していた鍼灸院と接骨院を運営する井口さんにお話をうかがいました。

移住前はどこでどのようなことをしていましたか?

愛知県名古屋市内で鍼灸接骨院を開業していました。

移住のきっかけは何ですか?

同居中の実母に加え、将来的に妻の義母も同居することになり、引越しを考えはじめました。家族が増えるし、鍼灸・接骨院も兼ねているため、漠然としたイメージで広い空き家を探していたんです。たまたま目にした設計事務所主催の古民家ツアーに参加して、今の家にたどり着きました。

移住の決め手は何ですか?

鍼灸・接骨院も開業できるほど大きくて立派な家に惚れました。築約30年の日本家屋。良い材料でつくられ、丁寧に暮らしていたようできれいでした。

▲鍼灸院と接骨院を併設する自宅。

どのようなプロセスで移住しましたか?

移住プロジェクトをインターネットで見て興味がわいて……。そのタイミングで設計事務所が主催した大垣市内の古民家ツアーに参加したことです。

利用した支援制度や補助金はありますか?またどのように情報を入手されましたか?

創業支援事業補助金を利用しました。

移住してまずはじめにしたことは何ですか?

家のリフォームです。庭を駐車場にした以外はほとんど業者に頼らず、自分たちで改修しました。庭のウッドフェンス、汚れていたキッチンの壁に板を貼る、芝生を張る、置石を動かす、玄関に花壇をつくるなど、できることは自分たちで済ませました。

現在はどんなお仕事をされていますか?

移住前と同じで、鍼灸接骨院を開業しています。午前9時から12時と午後4時から8時までが仕事です。昼食後の休憩時間や休日にはDIYや家庭菜園をして楽しんでいます。

▲治療室として使っている部屋はきれいだったため、ほぼそのまま使用しています。

仕事はどのように見つけましたか?

移住前の仕事を今も続けています。

岐阜に移住してよかったと思うときはどんなときですか?

自然が身近にあることです。近くの用水路にはメダカやザリガニ、川にはドジョウ、ハヤ、ギギ……結構いろいろなものがいますよ。

地域とのつながりはありますか?

近隣にお住まいの方が患者様としてご来院されるため、自然に人の輪がつながっています。

岐阜に来て驚いたことはありますか?

名古屋市内に比べて物価が安いことです。

住んでいる地域の魅力を教えてください。

幼少時代は親父の実家がある田舎でよく遊んでいた思い出もあって、自然の中に住むことが夢でした。大垣市近郊には自然に恵まれています。

お気に入りの場所があれば、好きな理由とともに教えてください。

大垣市上石津町の牧田川沿いにある桜並木と多良峡です。自動車の騒音も人の気配が無く、静寂の中で身を置ける場所。

岐阜のお気に入りの食べ物を教えてください。

鮎です。庭で七輪に炭を起こして、炭火で焼くと最高です。

岐阜で好きな季節はいつですか?

夏です。友人らと庭でBBQしたり、ピザ釜でピザを焼いたり。上石津町の川で犬と川遊びできる楽しみが多い季節です。

休日はどのように過ごされていますか?

DIY、畑、魚獲り、サーフィン、スキー&スノーボード、BBQそしてピザパーティー。 

移住を検討されている方に一言お願いします。

神戸市や名古屋市などの都会で長年生活してきました。大垣は名古屋まで車でたった40分離れているだけですが、自然がたくさん残っていて、心身ともに落ち着いた暮らしができますよ。

出身地と岐阜を比べると、どのような違いがありますか?

神戸市には山も海もありますが、居住地域に緑は少ない印象です。岐阜は都会過ぎず田舎過ぎず、交通の便もいい。緑もあって、暮らしやすい所だと思います。