9月10日(火)に、OKBハーモニープラザで、第4回清流の国ぎふ暮らしセミナーを開催しました。
今回のテーマは「地方で働く前に知りたい!企業の『人づくり』」
講師には、人材育成を通じて地域活性に取り組んでいる、NPO法人G-net代表理事の「南田修司さん」と、山県市にある株式会社田中金属製作所の代表取締役社長である「田中和広さん」にお越しいただきました。
南田さんには、“人が集まる”まちづくりのために岐阜の「おもしろい企業」「魅力的な仕事」を多くの人に知ってもらう活動や、“ふるさと兼業”という、自分の仕事をしながらでも地域の活動に関わることのできる新しい取り組みについてお話しいただきました。
「移住」と聞くと、生活環境が変わり、人によっては仕事も変わる、大きなハードルと捉えられる方も多くいると思います。しかし、そんな極端な話ではなく、今の時代はもっと多様な関わり方があり、少しずつ地域に関わっていただくことで、その地域の魅力を知ってもらえたら良いのではないかとお話しされていました。
また、田中社長はご自身の会社を例にあげながら、地方の企業の取り組みや求めている人材についてお伝えいただきました。
田中金属製作所は、マイクロナノバブルシャワーヘッド「アリアミスト」を新開発し、いくつかの有名テレビ番組に取材されています。都会から離れた山県市にある会社ですが、場所は関係なく、どこにいてもチャレンジができる、ワクワクする仕事ができる、と田中社長はお話しいただきました。
講師のお二人の話を聞いた参加者の皆さんで感想共有できる時間を設け、それぞれが感じたことを話していただきました。「移住」を考えるにあたり、「仕事」という点がとても大きなポイントになってくるかと思いますが、「今日のお話を聞いて、まず第一歩として何をしたら良いかが見えた気がする」とお話しいただいている方がいらっしゃいました。