いよいよ今年度から、ローカルライフマガジン『TURNS』と岐阜県がコラボレーションしておこなう企画『TURNSのがっこう岐阜科』がスタートしました!この企画では、岐阜を通じて、ローカルの面白さや地域で暮らす魅力を学んでいきます。
6月29日(土)には、記念すべき1限目の授業「観光まちづくり」が行われました。
まずは、“校長”ことTURNSプロデューサー堀口正裕氏から開講のご挨拶。「岐阜を通じて様々なテーマから、これからの“生き方”について考えていきましょう!」
ゲストは、岐阜市でNPO法人ORGANに所属しながら「長良川てしごと町家CASA(和傘CASA)・長良川デパート湊町店 店長」や「ORGANキモノ着付師」など様々な肩書をもつ河口郁美さん、飛騨高山エリアで「本陣平野屋」若女将を務める有巣紗織さんのお二人です。
河口さんからは、和傘・堤灯・うちわなどの伝統産業を今の時代に合わせた形で継承されるお話しなどから、こうした独自の文化を育んでこられたのは“長良川”があってこそだという地域資源の魅力についてもお話頂きました。
有巣さんからは、これまでの道のりや自社の利益のみならず、外国人観光客が年々増加し益々注目を集める飛騨高山エリア全体が歓迎されることを心掛けて事業に臨まれるお話などから、そのまちでやること、そのまちに根ざすことの意味を学びました。
ファシリテーターは、郡上カンパニー事務局や郡上市移住相談員を務める小林謙一さんです。ご自身の移住経験をもとに、ゲストのお話しを引き出してくれました。
そして市町村からは、山県市が登場!現役で集落支援員として活躍する山口晋一さんより、山県市の自然・観光スポット・地域の魅力についてお話を聞きました。廃校を活用したレストランの運営や円原川の伏流水がインスタ映えスポットで話題沸騰中であることなどをご紹介いただきました。
https://www.city.yamagata.gifu.jp/event/shizen/p-534.html
後半は、講師や県職員・山県市職員、校長・堀口氏がテーブルに入り、参加者の疑問に答えていくワークショップ。「ここの地域にはどんな人が住んでいるの?」「観光事業に携わりたいのだけどどうすればいい?」など、ざっくばらんに質問やお話をしました。
地域資源がうまく生かされ、地元の人や移住者によって「観光地」に磨きがかかり、さらに「人が集まる場」へと進化を遂げている場所が岐阜にはたくさんあります。そんな岐阜の魅力を学べた1限目の授業となりました。